“the NEW KID”は、1999年にアメリカで創られた、いじめをテーマにしたミュージカルです。
実際に小・中学生にヒアリングをしながら創り上げられたこの作品は、子ども達の抱える人間関係の問題を提起し、解決につながる道徳的作品となりました。
現在では、ニューヨーク州を始めアメリカ各州の教育委員会から許可を得て、小・中学校の教材としても支持されています。2005年には映画化され、子ども達のみならず世代を超えて影響を与え続けています。
日本では、2012 年4月に「東京都推奨演劇」に認定され、その後、子ども達が同世代の子ども達へ伝えるミュージカルとして、都内を中心に小学校や地域での上演を行っています。
作品のメッセージを理解し、同世代の仲間へ発信するキャストメンバーを募集します。
キャストは年間通じて様々な小中学校やイベントで行われる公演に出演します。
対象年齢
・小学3年生〜高校1年生
・お芝居（舞台）経験者
あらすじ
主人公は、第32公立学校に転校してきた新しい生徒(New Kid)のザック。
学校に着いたザックには、三つの試練が課せられる。
それは、校内のかっこいいグループに所属するために、必ずクリアしなければならないものであった。
本心とは裏腹に、周りからの圧力に負けたザックは、悪い事だと分かっていながら、その試練をこなしていく。
しかし、ザックは次第に、人を傷つける行動を心から楽しんでいないこと、そして自分らしくあることの大切さに気付き始め、自分の信じた道を歩くために一人で立ち上がる。
ザックの勇気ある行動に共感した生徒たちは変わり始め、やがて学校全体も変わり始める・・・
本作品は、自分の個性や人間関係を見直し、お互いを尊重し合うことの大切さを私たちに問いかけています。学校での人間関係という身近で難しいテーマですが、楽しい歌とダンスのナンバーで、時に登場人物を自分に置き換えながら、実感としてテーマを理解し、同世代の仲間に伝える力が求められています。
動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=iqnKVZJXGc4&t=23s
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