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マシューボーン シンデレラ来日公演
特別トークセッション開催
2018年10月11日(木)、シアターオーブのロビーにて、マシュー・ボーン演出シンデレラ来日公演中のダンサー、アランヴィンセント氏とJOY Kids' Theaterの受講生3名がトークセッションを行いました!
参加者:遊佐夏巴(高1)
通常では舞台上にいる方にお話を聞く事はほぼできませんが、今回のトークセッションはとても距離感が近く、アットホームな雰囲気でお話しすることができ、とても贅沢な時間を過ごさせて頂きました。
Alanさんが、何歳で夢を持ち、どのようにレッスンを積み、そして現在世界で活躍されるまでになったのかを知ることができ、私も将来世界のエンターテイメントで仕事をしたいという夢があるので、Alanさんのお話はとても貴重なアドバイスとなりました。
その貴重なアドバイスも全て英語での会話で、正直、聞き取れない部分もあったので、今後は一語一句逃さないよう、英語をもっと頑張ろうと思うような刺激を貰い、もっと外国人の方とコミュニケーションを取れるよう、リスニングやスピーキングに力を入れて勉強しようと、気づかせて頂くこともできました。
この度はこのような機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。
参加者:跡部海(高1)
アランさんは今コンテンポラリーやバレエを得意とするダンサーです。アランさんの家族は裕福ではなく、小さい時から親の仕事はしたくないと強く思っていました。芸術の方に惹かれ、コンテンポラリーを習い始めました。最初はちょこちょことしかレッスンに通いませんでしたが、16歳の時それを仕事にしたいと強く思ったそうです。
アランさんはコンテンポラリーから踊りの世界に入り、17歳でバレエの基礎を5年間学び、無事マシューボーンのカンパニーへ入団し今に至っていると話してくださいました。僕は4歳からバレエを始め、この世界で生きていきたいと思う反面、今の実力では難しいのではと悩んでいます。努力だけで上手くなれない現実を知っています。なので、正直もう少し努力だけでは無い部分について聞きたかったです。
ですが今回、コンテンポラリーのカンパニーでもバレエがとても大事だ、ということを確信し、バレエを小さい時から始めていたという事が僕にとってのアドバンテージになってくれるかもしれない、という希望が少しできました。
参加者:佐藤俊意(大2)
今回マシューボーンのシンデレラを観劇し、その後に父役のアランヴィンセントさんとのトークセッションをさせていただきました。このような貴重な機会は今後ますます増えていくべきだと思います。
私は彼がプロのバレエダンサーになるまでの過程を彼から聞くことができ、プロになるという事の強い覚悟と決意を持って自分の人生を16歳にして決めたと語ってくださいました。そんな彼の強い意志をとても身近に、朗らかな瞳の奥に感じることができて光栄でした。このように、観劇した舞台に立っていたプロの方と間近で会いお話する事でしか得られないものもがあります。このような機会は若い人に向けてもっと増えていって欲しいと願っています。この不景気の中パフォーミングアートの道を仕事として選ぶのはとても勇気のある決断だと思いました。このような機会が彼らの背中を押し、自分のやりたいことに人生を捧げる決意への一歩となることと私は確信しました。また、芸能への興味が無い者も興味を持つきっかけにもなると思います。今回は終演後20分程度の会話でしたが、人生を変える事の出来る20分であったように感じます。このような短くとも貴重な時間を過ごせてとても感謝し、より多くの人にも同じ経験をして欲しいと強く思いました。